ミツバチとれんげ2

ぶんぶんばあばの名づけ親

「ぶんぶん ばあば」の名付け親は、姪の男の子です。

彼は二歳になるまで、私を人見知りし、顔を見るとべそを

かいていたのですが、いつもミツバチのブローチをつけ、

ミツバチ絡みの品に囲まれた家で過ごす私に、ある日突然

 「ぶんぶん ばあば 」と呼びかけてきたのです。

そして、一寸きまり悪そうに私の膝に乗り、小さな指先で

ブローチに触れたのでした。

 私はもう大感激、なんて素敵な呼び名なんでしょう。

今では,下の女の子も、回らぬ舌で「ぶんぶん ばあば」と

呼んでくれています。

ハチミツ石けん


色々な雑誌に書かせて頂きましたが、私のハチミツ石けん作りはハチミツの成分が発揮できるようにハチミツたっぷり、いたってシンプルです。忙しい朝でもハチミツ石けんでチャチャッと洗えば、肌がしっとり、気分もシャッキリ仕事に出かけられます。

ハチミツは古代から世界中で薬として珍重されてきました。中国最古の薬学書『神農本草経』や、西洋医学の原点といわれる紀元前1500年頃のエジプトで書かれた『エーベンスの医学パピルス』にも記されています。外傷の治療や軟膏、湿布薬等、皮膚にぬることで得られる効果が書かれているのです。
ハチミツの甘味のもとであるブドウ糖と果糖は浸透性に優れていて、ミネラル・ビタミン類・アミノ酸も含まれており、特にビタミンB1・ビタミンB6・ナイアシンは肌細胞の代謝に必要不可欠。ビタミンCは美白効果でも知られています。そしてフラボノイドの存在も欠かせません。
肌に良い成分がこんなに入っていると感激し、洗顔は「ハチミツ石けん」だけで十分と実感しています。みなさんもぜひお試し下さい。

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アクセサリー3

毎日どのミツバチを連れて会社に行こうかと楽しんでます。

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アクセサリー2

これは、私が長年集めたミツバチブローチです。まだ沢山ありますが、少しずつご紹介します。

ハチミツといちじくのアントルメ

itijiku<材 料>4人分
いちじく   4個
ハチミツ   大さじ4
チェリー酒  少々
ミントの葉  少々

<作り方>
①いちじくは柄と皮を除き、縦二つ切りにして底が平らな深皿に切り口を上にして並べ、
 ハチミツを全体にまわしかけます。
②①を冷蔵庫に2~3時間入れ、冷やします。いちじくの果汁が少しずつハチミツ中に取
 り込まれシロップ状になります。途中でいちじくを上下にしてシロップとなじませます。
③いちじくとシロップを器に取り分け、チェリー酒を少々振りかけ、ミントの葉を飾ります。

ハチミツ風味の一口かつ

ハチミツが豚肉の組織内に浸透し、ジューシーで柔らかく仕上がります。


<材料>2人分
豚肉切り身(一口かつ用)200g
ハチミツ 小さじ2
小麦粉、卵、パン粉
塩、こしょう

<作り方>
①豚肉は筋切りし、両面にハチミツを廻しかけて冷蔵庫に30~1時間くらい置きます。
②浸出した水気をペーパータオルで軽く押さえ、塩、こしょうし、小麦粉、卵、パン粉をつけ、すぐに揚げます。

書籍

               『ハチミツ健康法』

-ハチミツ料理147種-

 真珠書院刊
渡辺孝/清水美智子共著
                       1982年初版
                 B6/192ページ

 

 

 

              

健康を食べよう『ハチミツの本』


文化出版
1985年初版
書籍部門銅賞受賞
B5変形判/96ページ

○ハチミツの歴史/ハチミツの特長○ハチミツの特長を生かした
 飲み 物  ・  お菓子・料理
○世界のお菓子 他

 

            

 

『はちみつ物語』-食文化と料理法ー
   

真珠書院刊
2003年初版
A5判/140ページ 
4色オールカラー刷

○ハチミツ採集の歴史
○ミツバチの生態
○ハチミツの成分とその利用法
○日本でとれるハチミツの種類
○ハチミツを使った料理レシピ 85種              

                         1800円(税別)

『はちみつ』-キレイをつくる74の魔法-

青春出版刊
2004年初版
B6判/162ページ
Honey Magic
○スーパー保湿効果
○ゆったり癒し効果
○きちんと殺菌効果
○即効エネルギー効果
○すっきり整腸効果
○体が喜ぶおいしいレシピ                      

ハチミツ料理の開拓と普及

1.ハチミツ料理の出会い

 もう50年前になるでしょうか。初夏、我が家に岐阜の渡辺養蜂場から優しい花の香りいっぱいのれんげ蜜1斗缶が届きました。
 母はちょうど出盛りの真っ赤な露地いちごを大皿に並べ、その上にキラキラ光るハチミツを糸状にしたたらせて、私に手渡してくれました。
父と兄弟のいる茶の間へ運ぶ途中、そっとつまんだ一粒。
心地よい香りが、口一杯に広がってきました。
私が初めておいしいハチミツに出会った瞬間でした。
 当時は、我が家でもハチミツは貴重品で、風邪でのどを痛めた時など薬用に使ったくらいでした。
 ハチミツは食卓に並ぶようになってから、牛乳、紅茶、くず湯、卵酒、お正月のおせち料理というぐあいに、我が家のハチミツ利用法は、少しずつ広がりをもっていきました。
 ただ砂糖をハチミツに置き換えるだけでなく、ハチミツのもつ特長をもっと上手に利用する方法は?
試行錯誤を続けながら、野菜料理、肉料理、魚料理、デザート・・・に素晴らしい効果を発見していきました。
 ハチミツの特長と料理、ミツバチの生活、ハチミツ料理の歴史、探求するほどいっそう魅力の増す世界です。
 ミツバチに導かれて、気がついたら72歳になりました。

ローヤルゼリーって?

「ローヤルゼリーって何ですか? ゼリー菓子ですか?」
私が初めてご説明に伺ったお宅での最初のご質問でした。
私が入社した当時は、ローヤルゼリーが日本に登場して間もない頃で、
ほとんど知られていませんでした。
 私自身 一応の商品知識は身に付けてはいましたが、「いいえ全く別物です、女王蜂の特別な食べ物です。」とお話しながら、頭の中はご説明の言葉探しで大混乱でした。
 無我夢中の中、お客様から「解かりました、一度試してみましょう。」 と言って下さいました。その時の嬉しさは今でも忘れられませんが、同時に自分の説明下手を猛省、例え一つの事柄でも簡単明瞭に伝えるには、その何十倍もの知識が必要なことを痛感、今日に繋がる貴重な体験になりました。